2021年に育児・介護休業法が改正され、22年10月から新たに出生時育児休業(産後パパ育休)の制度が創設されました。このように誰もが働きやすい環境が整備されることはSDGsにおける「ジェンダー平等を実現しよう」、「働きがいも経済成長も」に寄与するものです。
K店長、育休明けおかえりなさい。
6月8日に無事第一子の長女が誕生しました。8月1日に復職したところです。
育児休暇は自発的に取られたのですか?
はい。出産に向けて妻と話す中で、やはり産前も産後も女性はものすごく大変なんだな、と感じていたので、それを夫の自分が助けずして夫婦とは?・・・という思いがありました。
上司に持ちかけた時の反応は?
初めて相談したのは4月ころでしたが、とても協力的でした!妻も私も同じ会社ということもあるかもしれませんが、
その姿勢が背中を押してくれました。おかげで職場の仲間も「頑張ってね」と声をかけてくれてありがたかったです。
実際の育休生活はどのような毎日でしたか?
ただ休むだけにならないよう、あらかじめどんな生活になるか夫婦でよく話し合いましたが、細かく役割分担は決めず、妻の睡眠時間が取れているかなどを考慮しながら、いまできることをする、という感じでした。夜の授乳は自分が担当しましたね。生後間もないころは表情の変化も少ないのですが、アゴのところをちょんと押すと笑顔になることを発見、そういう日々の変化に気づけると育休とってよかった、と思いました。
これから育休取得を考えている男性へ何かアドバイスを。
遠慮はせずまずは上司に相談してみてください。夫婦2人で子育てに向き合うことで、今しかできないこと、今だからできることが2人ならできるし、復職後も大切な家族との大切な時間が働く大きな原動力になります。